しらす加工を紹介する前にまず知ってもらいたいことは、しらす加工品の呼び名です。 しらすは加工してゆく段階ごとに呼び名が変わります。舞阪地区での呼び方を紹介。 | ||
工場に運び込まれたしらすは、直ちに釜ゆでします。加えるのは数ある中からこだわり選び抜いた「瀬戸のあらじお」だけ。この塩は雑味がなく、非常に素朴でしらす本来の味だけを引き立てます。 ※身崩れなく、一匹一匹魚の芯まで焚きあげることを念頭におき、原魚の大きさ身質等を判断。煮沸温度、時間などを決めます。また塩分濃度を一定に保つ工夫もしています。 | |
釜ゆで |
ゆで上がったしらすを、釜から取り出し湯切りします。 ※この状態から冷ましたものを「釜揚しらす」と呼びます。釜揚しらすを作る時は蒸れないように一気に冷ますのがコツ。香りが違います。 | |
取り出し |
湯切りした熱々のしらすを乾かします。魚体の外側の水分だけでなく内側の水分も引き出しながらむらなく乾かしていきます。 | |
乾かす |
程よく乾いた「しらす干し」は選別機で異物除去されてから、目視作業に入ります。製品を造るうえで特に重要な工程です。取り残された異物はないか多数の人の目で厳重にチェックしていきます。 |
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金属検出機 |
職人たちの長年培った経験と技術の結晶を最大限に発揮し、本当に美味しいしらすをお客様へご提供するために日々奮闘しています。 | |